レバナスとは?
レバナスは、NASDAQ-100指数の値動きに対して、2倍になることを目指した投資信託です。
NASDAQ-100指数は非常に成長性の高い株価指数のため大きなリターンを期待できる一方で、レバレッジをかけているため大きな損失が出るリスクもあります。
NASDAQ-100指数の過去のパフォーマンスが良いという点はご紹介させていただきましたが、その上でレバナスでは「レバレッジ」をかけます。
高いパフォーマンスを記録しているNASDAQ-100指数に対してレバレッジをかける訳ですから、高いリターンができます。
しかし、レバナスはリスクも最大化してしまうので、リスク許容度の範囲内で行いましょう
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リセッション突入か?
前回お話ししたように、仮にインフレが高止まりし、不景気になる「スタグフレーション」がきてしまうと、今の金融相場は耐えきれないと思います。
コロナショック時のリセッションではなく、オイルショックやリーマンショック並の景気後退がきてもおかしくありません。
そこで、暴落時に積み立て投資家が取るべき行動について説明していきたいと思います。
リセッションは買い場
リセッションは買い場という言葉を聞いたことがある人もいるかもしれません。
これは、確かにその通りで投資初期や中期での暴落はむしろ資産形成において、追い風になるということがわかっています。
2007年のリーマンショック時にレバナスに月5万円投資をしていれば、現在の資産は1億5000万円になっています。
つまり、暴落時に最高値で投資していたとしても、その後に右肩上がりの成長を続ける限りは、資産は爆発的に伸びていくということです。
暴落で積み立てをストップした場合
仮に、2007年の暴落から株価が戻るまで積み立てをストップした場合は、同じ5万円の積み立てでも現在で4300万円にしかなりません。
これでも十分すぎるほどのリターンではありますが、暴落時に買い迎えるかどうかで、1億円以上の差が生まれるのです。
さらに、ここでの元本の差は240万円しかありません。
240万円が1億円の差を生むくらい、暴落時に買えるかどうかは大事になってきます。
どれだけ自分の精神力が強いか
じゃあ暴落時にも無心で積み立てしてればいいんでしょって思う方もいると思います。
これができれば全ての投資家は送り人になっているはずです。
これが難しいからこそ、投資はうまくいかないのです。
往々にして暴落の時には「株式の死」といった言葉が飛び交うほど荒れます。
こういう言葉を聞くと、現金で持っていた方がいいんじゃないか?と思う方は少なくないでしょう。
個人投資家の多くは、ここで狼狽売りに走り、株式市場から退場していきます。
「いやいや俺は大丈夫だよ。だって上がるってわかってるし」って思ってる方も危険です。
今は声高々に億り人になった!や米国株最強!という言葉を聞きますが、あなたが信頼しているYouTuberやインフルエンサーが米国株を売りますって発信し始めたらどうしますか?
その時の心情は穏やかではないはずです。さらに、少し前には米国株は終わりで中国株の時代と言っていた方も多くいました。
それを聞き、米国株を売り、中国株を購入に走った人も多いと思います。
つまり、悲観的な相場に残れる人は本当に少ないです。これだけは心に留めておいてください。
リーマンショック、ITバブルと重なる現状
現在株価は連日上昇と市場には喜びの声にも溢れています。
しかし、リーマンショックやITバブル崩壊時と偶然にも状況が似ているのです。
実際にこうなるとは限りませんが、これは無視できない状況でしょう。
下のチャートの赤枠がリーマンショック時のNASDAQ100株価です。
これを見ると、2ヶ月で25%の下落の後、その下落の8割を戻しています。
そしてその後に、本格的な下落が始まりました。
この時は53%下落と大波乱の相場になっています。
そして次のチャートがITバブル崩壊時のNASDAQ100のチャートになります。
こちらも2ヶ月間で40%近い下落の後、一転して上昇トレンドに転換しました。
しかし、この後に80%を超える大暴落が訪れます。
そして現在のナスダック100の値動きを見てみましょう。
これを見ると、年始に入り下落トレンドが一転し、上昇トレンドになっています。
これを底値と見るか、下落トレンドの始まりと見るかという判断になります。
まとめ
あなたは現在の相場をどう考えますか?
弱気相場入りすると思いますか?
しかし、弱気相場入りするにしても、今後右肩上がりに成長を続けると思うのであれば、積み立ては続けるべきだと思います。
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