【株価分析】 Apple株の失望売り Appleの時価総額3兆ドルは幻か? | 令和の教科書 | 経済・投資編 #52

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世界最初の時価総額3兆ドルの企業になったApple

1月にApple(AAPL)は、1月3日の日中の取引で182.86の株価をつけ、一時的に3兆ドルの時価総額に達しました。そして、時価総額3兆ドルに達した最初の企業になりました

しかし高値を更新後、過熱感や利上げなどの経済情勢からApple株は年初来から下落トレンド入りしました。

なお、2020年8月にAppleは2兆ドルの時価総額に達した最初の企業になっており、Microsoft(MSFT)は2021年6月、Alphabet(GOOGL)は11月に続きました。

なぜここまでAppleの人気が衰えないのか?

なぜ人々がここまでAppleに熱狂し、株価を常に上昇させ続けたのでしょうか。

それは1970年代にAppleIIでパーソナルコンピュータに革命を起こしたところから始まります。その後、1980年代にMacintoshもリリースしています。

共同創設者のスティーブ・ジョブズは一度はクビになるものの、1997年にアップルを経営するために戻り、iMac、iPod、iTunes、iPhone、iPad、AppStoreなどの革命を起こし続けました。

スティーブ・ジョブズの伝説のスピーチの数々は今も人々の記憶に残り続けていると思います。

Appleの最大の推進力でもあり、成功の鍵はiPhoneです。2007年にデビューした画期的なスマートフォンは、何年にもわたる大規模な成長を引き起こし、アップルの製品やサービスなどを提供し続けることで、より成功を確実なものにしました。

しかし、高性能でユーザビリティの高い製品を追求する一方で、先進国ではiPhoneの普及は一定のラインに達しているとの見方もあります。

iPhoneの買い換えるサイクルも伸びてきており、販売台数は減速傾向にあります。再び革新的なサービスの提供を求められているといってもいいでしょう。

Appleの発売イベントでの失敗

毎春恒例のアップルのスペシャルイベント、今年は「ピークパフォーマンス」というテーマで3月8日に行われました。発表内容も文字通り、現行アップルシリコンのM1シリーズの最上位にあたるM1 Ultraと、それを搭載するMac Studioを中心としたものでした。

iPhone 13にグリーン色の追加や iPhone 13シリーズにも搭載されている「A15 Bionic」チップを搭載した、新しい「iPhone SE」、M1チップ搭載の「iPad Air」も発表されています。

しかし、投資家は大方予想通りの発表に一部悲観的になり、イベント当日のアップル株は1.2%下落しました。

Appleは、今年の夏に開催されるWorldwide Developers Conferenceまで、新しい製品やサービスを発表しない可能性が高くなっています。なお、Apple WWDCは、6月6日から10日まで開催されるオンラインイベントとして予定されています。

やはり、2007年来の革命を起こすのは厳しいのかもしれません。

Appleはグロース株ではなく、成熟したバリュー株なのか?

一部の投資家は、Appleのことをこれまで以上の成長は見込めないと考える人もいます。

やはり、iPhoneの需要は一定の水準であり、利益率も高いことから成長率は高いものの、次世代の革命への不安は拭いきれません。

iPhone事業が成熟するにつれ、投資家はApple株の次の大きな成長ドライバーは何かと考えています。

直近でAppleの売り上げと利益を押し上げるのは、サービスとウェアラブルの2つのビジネスです。

12月四半期のAppleのサービス収益は、前年比24%増の195億ドルでした。サービスには、App Store、AppleCare、iCloud、Apple Pay、Apple Music、Apple TV +、AppleArcadeなどのサービスが含まれます。

しかし、Appleを含むGAFAMは独占禁止法にも向き合わなければならず、直近ではApple Storeの手数料について独占禁止法に抵触する恐れがあるとの指摘を受けています。

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投資家が期待する次の Apple商品とは?

次に来る商品の代表的なものといえば、アップルカーが発売されるのではと期待が高まっています。

仮に発明されれば、次のメガトレンドである自動車産業にも参入できることになりますので、更なる成長は期待できるでしょう。

しかし、世界的な半導体の不足や自動運転の開発、自動運転の際の法設備などまだまだ発売までの道のりは長いとおみます。

2025年までに発売を目標としていると発表しているので、とりあえず気長に待つしかなさそうです。

Appleの株価は割安なのか?

上の図はAppleの日足チャートになります。

紫線が50日移動平均線、ピンク線が100日移動平均線、緑線が200日移動平均線となります。

この図を見ると50日、100日移動平均線が抵抗線となっております。

ここを下に割り込むと200日移動平均線に向かって下落する可能性があります。

さらに割り込む展開になると、155ドルに向かって下落し最終的には150ドルを割り込むラインまで下落する可能性もあります。

上の図は先ほどの日足チャートにMACD,RSIのチャートを表示したものです。

この図を見ると、Appleは現状の株価は割高でもなく割安でもないと思います。

しかし、6月まで新しい発表がないことを考えると、しばらくは最高値の更新は厳しいと思います。

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まとめ

今回は Apple株について解説していきました。

Appleの発表には毎回注目が集まります。6月の新商品や決算も今後注目してきましょう。

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