【株式市場が動くか?】GAFAMの一角であるAmazonが株式分割を発表! | 令和の教科書 | 経済編 第16回

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Amazonが株式を20:1で分割すると発表

アマゾンは3月9日に20対1の株式分割を発表しました。

経営陣は、5月25日に予定されている投票で株主の承認を得られれば、Amazonは6月6日に株式分割後のレートで取引されます。

アマゾンは、目標は小売業者が自社株にアクセスしやすくすることだと述べています。個人投資家にとっても、1株が買いやすくなるので、好感が持てるニュースになると思います。

最高100億ドルの自社株買い計画も発表。

アマゾンは自社株買いも同時に発表しています。アマゾンとしては、1997年の新規株式公開(IPO)後2年半の間に3回実施して以来約23年ぶりとなります。

100億ドル規模の自社株買いが承認されれば、株価は上昇するので、今は買い時と考える人も少なくないでしょう。

実際にこれらの発表を受け、アマゾン株は9日の通常取引終了後の時間外取引で一時11%上昇しました。

アマゾンの他にもアップルやアルファベット(Google親会社)といった他の巨大IT企業も株式分割に動いており、IT企業の急騰した株価によって個人投資家の参入が厳しくなっていた壁を取り壊そうとする動きが見られます。

Amazon株の今後は?

アマゾンは、 2/3の決算発表で1株あたりの収益は27.75ドルと発表しました。また、アナリストの見積もりは3.61ドルでした。これは人件費と供給コストを予想よりもうまく管理できたためと言っています。

また、クラウドおよび広告ビジネスにも利益が見られました。

1,374億ドルの収益は、推定1,377億ドルをわずかに下回りましたが、アマゾン株は反応で13.5%急上昇しました。

これは収益と営業利益の両方が市場の予想よりも遥かに良かったからです。

純利益には、電気トラックメーカーのリビアンオートモーティブ(RIVN )への投資による営業外収益に含まれる118億ドルも含まれています 。

EV株への投資や新たなサービスなどで収益を伸ばし続けたアマゾンですが、コロナ後にどうなっていくのか?コロナの一過性のものではないのか?

今後も要チェックしていく必要があるでしょう。

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