【1ドル150円台へ】レバナス民が円安局面でするべきこと| 令和の教科書 | 経済・投資編 第34回

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なぜなら、まだまだ日本は投資を始めている人さえも少ないからです。

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円安加速!日本は貧乏国家へ

今回は円安の加速によって、格差が一層拡大することについて解説していきます。

28日のドル円相場は一時125円と2015年12月以来6年ぶりの円安水準となりました。

日本人はまだまだ円資産が8割を占めるなど、投資に目を向けている人は非常に少ないです。

この円安相場ではそれはリスクになります。

つまり、今までの輸入品が軒並み値上げされることになりますから、円安が進めば進むほど日本人は貧しくなっていくということです。

なぜ円安相場になっているのか?

ここまで円安相場になっている理由としては、アメリカのFRBが利上げを発表したことで、日米の金利差が拡大したことが理由の一つとして考えられます。

投資マネーは基本的に高金利のところに集中しやすい傾向にあるからです。

そして、日銀は長期金利を0.25%に維持することを明言していますから、アメリカの利上げの発表を受け、世界のマネーはドルに流れたと考えられます。

そして、アメリカはインフレ圧力が強まれば、さらに利上げを加速することも示唆していますから、日米金利差はさらに拡大することが考えられます。

そして、ロシア・ウクライナ情勢をめぐり、エネルギーの値段が急上昇していることが原因で、日本が多額の貿易赤字を抱える懸念が強まっています。

そもそも、日本の輸出品は車や半導体などの製造品が中心なのですが、エネルギーは自国でほとんど賄えていません。

エネルギーの需要は減ることは考えられませんから、日本は輸入せざるを得ないのです。

そうなると、輸出額よりも輸入額の方が増え、日本として赤字を計上してしまうことになります。

過去に赤字を計上した国の通貨は売られる傾向にあるので、今回もその影響は考えられるでしょう。

レバナス民が円安局面で知っておくべきこと

円安で一番レバナス民が知っておくべきことは、レバナスには為替ヘッジがついていることです。

他のS&P500などは為替ヘッジなしなので、円安が進む中で利益がどんどん増えて行っている人も多いでしょう。

為替ヘッジをしてしまうと、円建てになってしまうので円安の恩恵を受けれません。

つまり、今回のような円安の場合は利益を逃してしまい、円高の場合は損失を小さくすることができます。

厳密には為替ヘッジありは、為替差損をゼロにするのではなく、小さくするのですが、基本的には為替の影響を受けにくいと思っていればいいです。

そして、為替ヘッジコストの増大も無視できないと思います。

為替ヘッジはヘッジするためにコストがかかります。

基本的には為替ヘッジコストは

「為替ヘッジコスト=米短期金利−日本短期金利」

だと考えてもらっていいでしょう。

日米の金利差が大きくなってしまうと、為替ヘッジコストが上昇してしまいます。

この二つが主にレバナスが円安局面で弱いと言える理由となります。

レバナス民は円安局面で何をすべきか

対策として考えられるのは、レバナスを売ること…ではありません。

今後も成長していくと思われるナスダック100指数にレバレッジをかけた、レバナスを為替ヘッジがあるだけで手放すことはかなり悪手と言えるでしょう。

なぜなら、そもそもアメリカは金利を低く維持する必要があるからです。

これは、少し専門的な話にはなりますが、金利を低くすることで企業は資金調達しやすくなります。

そうすると、企業はドルを借り入れ、設備投資をし、企業活動が活発になり売上拡大へとつながります。

売り上げが上がると、給与が上がるので国民の消費は進みます。

こういった

低金利⇨資金調達⇨設備投資⇨売上拡大⇨給与の上昇⇨消費の活発化

といった経済の循環がアメリカの経済を支えているのです。

FRBはインフレ圧力が強まったことで、金利の引き上げを行いましたが、これに伴い経済活動が著しく低下するようであれば、金利を引き下げる方向に進まざるを得なくなります。

そうするとレバレッジ商品は円高による損失が抑えられ、為替ヘッジコストも減るので最高の投資先と言えるでしょう。

このことから、レバナスはアメリカの経済政策とも相性が良く、これからも上昇が見込めるファンドになりますので今後も持ち続ける価値はあると思います。

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まとめ

2022年の株式市場は波乱の展開が予想されますが、レバナス民は積み立てをやめずにコツコツを投資をし続けるべきでしょう。

下落局面では、投資家は冷たい目で見られることが多いですが、これからも積み立て続けましょう。

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