Appleとは?
Appleは、アメリカ合衆国の多国籍テクノロジー企業です。2021年11月19日時点での時価総額は約296兆円で世界1位となっています。
まあもうみんな知ってますよね。あのiPhoneで有名なAppleです。
↑気軽にポチッと
Appleの2022年度第1四半期決算
Appleの2022年度第1四半期決算は、利益が前年同期比20%増の346億ドル(1株当たり2.10ドル)を記録し、総売上高は前年同期の1114億ドルから11%超増加して1239億ドルでした。
アナリストの予測の平均が1株当たり利益1.89ドル、売上高が1186億6000万ドルで、業績はこれを上回りました。
iPhoneの販売は大幅に伸び、当期の売り上げは716億ドルと、前年同期の656億ドルから9%以上増加しました。
iPadでは売上高が14%減少したものの、Appleの主要部門のほぼすべてで売上高が増加しました。
一方、Macの売上高はテレワーク需要も増えたことがあり、25%以上増加して109億ドルとなりました。
「AirPods」や「HomePod」などの「ウェアラブル、ホーム、アクセサリー」部門の売上高は、13%以上増加して147億ドルとなりました。
「Apple TV+」「Apple Fitness+」を含むサービス事業の売上高は195億ドルに増加しました。
こう見ると、Appleは非常に好調に見えます。
売り上げ比率
セグメント別売上比率は下記の通りです。
こう見ると売上の半分以上がiPhoneになっていますね。
また、地域別の売上高構成比は下記の通りです。
アメリカ大陸が42%、欧州/インド/中東/アフリカが24%、中国/香港/台湾が21%、日本が6%を占めます。
iPhoneは先進国では非常に普及している印象ですが、アンドロイドと比較して高価なことから、世界的にみた時にAndroidにシェア率では負けています。
もっと細かくみてみた
先程の地域別の図を再度見て欲しいのですが、中国市場の売上高は21%増の258億ドル。アメリカは11%増の515億ドル、ヨーロッパは9%増の297億ドルなのに対して、日本市場は前年の82億8500万ドルから14%減の71億ドルとなっています。
あれ?日本ってAppleは衰退してきるの?って思った方もいるかもしれませんが、実は2020年、日本では「GIGAスクール構想」として、小中学校にタブレットやPCなどの導入が一気に進みました。
当初、数年かけて普及させる計画であったが、コロナ禍により、登校自粛となるなか、一気に端末の導入が進んだという追い風があり、1年前の売上がかなり良かったということが原因です。
つまり、日本の売り上げが下がっているのは、業績悪化ではなく、コロナの特異的な需要が生んだものと考えるのが良さそうです。
まとめ
皆さんはどう思いましたか?
近々また別の目線でAppleについて説明する予定です。
ではまた!
↑気軽にポチッと
コメント