レバナスとは?
レバナスは、NASDAQ-100指数の値動きに対して、2倍になることを目指した投資信託です。
NASDAQ-100指数は非常に成長性の高い株価指数のため大きなリターンを期待できる一方で、レバレッジをかけているため大きな損失が出るリスクもあります。
NASDAQ-100指数の過去のパフォーマンスが良いという点はご紹介させていただきましたが、その上でレバナスでは「レバレッジ」をかけます。
高いパフォーマンスを記録しているNASDAQ-100指数に対してレバレッジをかける訳ですから、高いリターンができます。
しかし、レバナスはリスクも最大化してしまうので、リスク許容度の範囲内で行いましょう。
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直近のニュース
3月の中旬以降、米国株式市場は急反発をしました。
特にナスダック100はS&P500と比較しても圧倒的な回復力を見せました。
しかし、FRBのパウエル議長は、インフレ抑制にFRBは迅速に行動する必要があるとし、必要に応じて通常より大きな幅での利上げを実施する可能性があるとも述べていることやウクライナ情勢は好転していないことを考えると、まだまだ買い向かうには厳しい状況だと思います。
また、原油価格の上昇を追い風にエネルギーは約2.3%高、週足では7%高となっており、エネルギー株はまだまだ上昇が見込めます。
レバナスはどうなるのか?
先日も紹介したように、債券の長短金利差が現在非常に注目すべきだと思っています。
詳細はこちら↓
【今は買うな】連日上昇?見せかけの株式市場とその理由| 令和の教科書 | 経済編 第26回
つまり、10年債利回りと、2年債利回りが近づいていて、今後逆イールドが発生する可能性が高くなっています。
一部はリセッションは誇張されているとも述べていますが、私はそうは考えていません。
利上げが進めば、逆イールドは発生する確率が上がるので、必ず長短金利差には注意しましょう。
逆イールド前に売るべき?
これについてはすぐに売らない方がいいと思います。
逆イールドが発生した後の、値動きは下落はしますが発生前の株価よりも上昇する傾向が強いです。
かなり上昇してからの暴落という流れなので、底値でかい、高値でうるといった手法に自信がある方は、今後の値動きに注目して挑戦してみるのもいいでしょう。
しかし、この方法はリスクもかなり高いので、一般の投資家は暴落時にどこまで買い増しできるかが重要になってきます。
ウクライナ情勢はどうなるのか?
おそらく今ほとんどの投資家はウクライナ情勢を気にしているでしょう。
それはもちろんウクライナの今後によっては、レバナスに限らず株式市場は混乱に陥る可能性があるからです。
戦争についてはこの記事で述べるべきではないと思うので、私の意見は述べませんが、今後脱炭素化への注目は高まっていくと思います。
今回の戦争で世界が気づいたことは、ロシアへのエネルギーの依存度が高すぎたことです。
これに伴い、ロシアはエネルギーを盾に世界に強気の姿勢を示し続けました。
世界はこれに気づいたことで、今後再生可能エネルギーの分野への投資はますます進むと思います。
今後エネルギーに市場の目は向けられていきますので、エネルギー関連株へ目を向けるのも悪くないと思えます。
まとめ
ウクライナ情勢や利上げ等の懸念はあるものの、しばらくはナスダックの上昇傾向は続きそうです。
皆さんも長短金利差には注目していきましょう!
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