【5万円が1億円以上へ】第2のレバナスと言われる最強ETF| 令和の教科書 | 経済・投資編 第33回

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最強ETF「SOXL」

今回紹介したいのは「SOXL」です。

SOXLは「SOX指数」に基づいています。

そもそもSOX指数とは、NASDAQ OMX PHLXというナスダック系取引所の一つが算出・公表している時価総額加重平均型指数です。
SOX指数は半導体の製造や販売に携わる30社の会社の株で構成されていますが、構成している国は中国やオランダなど様々です。

SOXLの上位5銘柄は下記の通りで、半導体銘柄がメインであることがわかります。

  • Texas  installment
  • Intel
  • Broadcom Limited
  • Qualcomm
  • Nvidia

今現在GAFAと言われる企業が急成長を見せていますが、これらのほとんどに使用されているのが半導体なのです。

半導体は産業の米とも言われており、今後のIT業界の発展にも欠かせないものだと言えます。

それを考えると、今後も強気のチャートを描くことを多くの投資家は予想しています。

そんなSOX指数に3倍のレバレッジをかけたものがSOXLです。

レバレッジとはテコの原理の「テコ」を指す言葉です。SOXLはレバレッジが3倍ですので、SOX指数の3倍の値動きをすることになります。

例えば、SOX指数が10ドル動けばSOXLの価格が30ドル動きます。

現にSOXLの過去10年のトータルリターンは43.4%となっており、非常に高いリターンが見込めます。

代表的な半導体ETFにはSPXLやTECLもありますので、気になる方はぜひ調べてみてください。

世界的な半導体不足

今後の半導体産業は、求められていくと言いました。

そもそも半導体とは電化製品には必ず必要とされるものです。

しかし、半導体の需要が供給量を上回っている状態が続いていて、価格が上昇していっています。

これはなぜかというと、コロナウイルスが拡大し、巣ごもり需要やテレワークが普及したことでパソコンやスマホ、家電の需要が急速に増加し、半導体の生産が間に合わない事態になっています。

さらに、北米大寒波やルネサスの火災など、半導体事業において悪いニュースは多くありました。

今話題のテスラなどの自動車にも半導体は使用されているので、自動車産業は半導体の供給が追いつくまで工場を停止するなどの判断に迫られています。

特にEV車は半導体をガソリン車よりも多く使用するので、半導体の価格上昇はEV事業にも大きな影響を与えています。

一見これを聞くと、半導体事業は厳しいのではないかと考える人もいますが、逆に言えば半導体の需要はまだまだあるといえるので、今後もSOXLなどの半導体関連指数は強気の相場が続くでしょう。

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毎月5万の積み立てで億り人へ

ここでSOXL毎月5万円の積み立てをした場合のシミュレーションを見てみましょう。

(ここでは現在のリターンである利回り45%で計算しました。)

下の図を見るとわかるように、元本の600万が1億円以上に膨れ上がっていることがわかります。

レバナスのようにリスクを取る分リターンも大きくなります。

億り人を目指す上では押さえておきたい注目のETFということは間違い無いです。

SOXLを購入する上で知っておくべきリスク

レバナスと同じように、SOXLにももちろんリスクはあります。

それは、景気の流れに左右されやすいということです。元々半導体セクターは景気敏感株と言われており、SOXは景気動向を先行する指数と考えられています。

そのため、長期の下落局面では低迷する確率は高いと言えます。

過去にもコロナショックで4ドル代まで下がることやワクチンの普及による経済再開への期待から40ドルへと10倍もの値動きをしたこともあります。

このように、市場の様相を先取りし、株価に反映してしまうのがメリットでもデメリットでもあります。

そして、現在FRBが利上げを発表したことから、再び70ドルの高値から40ドルまで下げています。

しかし、半導体の需要は今後も逼迫していくことを考えると、長期的にみて株価の上昇トレンドは続くと考えられます。

あくまでポートフォリオのコアの部分ではなく、ポートフォリオの10%に留めるなど工夫をした方が良いと思います。

まとめ

今回は半導体ETFについて解説しました。

今後も期待されている市場なので、この下落を機に購入も検討してみてはいかがでしょうか。

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