【米国株はオワコン?】下落相場の始まりか?| 令和の教科書 | 経済編 第20回

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直近の値動き

どのSNSを見ても今はS&P500を買えという言葉が飛び交っています。

私もS&P500がポートフォリオのメイン商品であることは変わりないですし、終わりだとは思っていません。

しかし、直近のS&P500を見てみると25日移動平均線を超えられていません。

NASDAQも同様に25日平均線を超えられずに下落相場が続いています。

平均線とは何か?

移動平均線とは、ある一定期間の終値の平均値を繋ぎ合わせた折れ線グラフです。

平均値の算出には最終的なその日(週、月など)の終値を使用するため、日中の株価変動は考慮されておらず、現在のトレンド(方向性)、つまり大きな流れとして株価が上昇傾向にあるのか、下落傾向にあるのかを正確かつわかりやすく把握できるとされています。

主に「5日移動平均線(短期線)」、「25日移動平均線(中期線)」と「75日移動平均線(長期線)」の3つの移動平均線が一般的に使用されています。

今回説明したのは25日移動平均線ですが、下の図(S&P500のチャート)だと青色が25日平均線になっています。

25日平均線に今後も勝てない相場が続くと、米国株は下落相場入りは間違いないでしょう。

S&P500は今買うべきなのか?

結論から言うと、資金に余力がない人は買い向かわない方がいいでしょう。

なぜかというと、基本的に下落相場では心理的にかなりストレスがかかります。特に初心者は狼狽売りに走る方も多くいます。

「自分は含み損なんて気にしない!だって将来的にはプラスになるでしょ?」と思っている方もいますが、それは誰にもわかりません。

米国株も10年間最高値を更新できない時もありました。その時も「投資は終わりだ」「これからは米国株の時代じゃない」とみんなが口を揃えていっていました。

これから本格的に下落相場入りした場合は、10年間含み損を抱える可能性もあるということです。

今は愚直に積み立て

じゃあ今は何をすべきなのか?という質問に対しては、愚直に積み立てをすべきだと思います。

クレカ積み立てで設定して、あとは気絶するような気持ちで投資に向き合いましょう。

今は焦る時ではありません。短期的な値動きには惑わされずに、今日も積み立てていきましょう!

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