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SOXLが25ドル台へ突入
ついにSOXLが25ドル台へ突入しました。
74ドルからはまさかの66％減となります。コロナショック以降右肩上がりを続けてきたSOXLだけに、この暴落には悲観的になっている方も多くいると思います。
さらに、52週最安値の25.54ドルにも近づいており、今後も一段と暴落することが懸念されております。
やはり、景気敏感セクターである半導体はFOMCの金融引き締めの影響を大きく受けていると考えていいでしょう。
SOXLの直近の値動き
上の図はSOXLの週足チャートです。
紫線が50日移動平均線、ピンク線が100日移動平均線、緑線が200日移動平均線となっております。
このチャートを見ると、100日移動平均線の35ドルを下に割り込んだことがわかります。
35ドルを境に200日移動平均線である。23ドルへ向かって急降下していますね。
52週最安値である25.54ドルで反発するかとも思いましたが、思うように反発もせずに4/14は8.6%の下落で終わりました。
SOXLの出来高も多く、非常に活発に売り買いが行われているので、200日移動平均線の23ドルで反発があるかどうかが一つ注目となります。
逆に言えば、ここも割り込む展開になると、20ドルを切る可能性も大きくなってきますので、ある程度の覚悟は持っておいてほうがいいと思います。
とはいえ、半導体業界にいいニュースもなく、インフレ懸念の加速といった経済情勢への不安も大きくなっていることから今後も上値は重い展開が続くという認識でいいでしょう。
SOXLは買い時なのか？
上の図はSOXLの日足のチャートとMACDになります。
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【永久保存版】投資の本を100冊以上読んだ私が選ぶ株価の分析手法 | 令和の教科書 | 経済・投資編 第45回
この図を見ると、SOXLは28ドルが強い抵抗線となり、反発をしていたことがわかります。
しかし、今回は28ドルを割り込み、さらに25ドル台に突入してきています。
正直私もここまでの下落の可能性は低いと思ってました。やはり、半導体セクターにレバレッジをかけることの恐ろしさはここにありますね。
コロナショック時には高値から1ヶ月で80％減という、衝撃の下落も過去にはあるので、SOXLは非常に景気に反応しやすいということは理解できるでしょう。
さらに、MACD(紫がMACD線、黄色がシグナル線)も下落のサインを強く見せており、今後も下落トレンドは維持され続けると思います。
MACDを見る限りではゴールデンクロスもしておらず、買い時とは言えないでしょう。
しかし、仮に200日移動平均線手前で反発するようなことがあれば、ゴールデンクロスが発生していなくても買い増すべきだと思います。
これは、グランビルの法則といわれるもので、株価が200日移動平均線の上にあり、目先の高値を付け下降に転じ、200日移動平均線の手前で再び上昇に転じた場合、買い時と判断できるということです。
また、グランビルの法則にはもう一つ下落トレンドで使われる時があります。
それは200日移動平均線が下降傾向にある時に、さらに株価が下落するような場合は自立反発といった株価の反発が期待できます。
従来、株価の反発には抵抗線が用いられますが、このように200日移動平均線を割り込み、下落トレンドが長期にわたって続くような場合は自立反発という買いシグナルが発生します。
しかし、このように長期にわたって下落を続けることは多くないので、使用する機会は少ないかもしれません。
つまり、現時点で仮に反発するようなことがあれば、買い時だと思います。
SOXLは今後どのように推移するのか？
上の図はSOXLの月足チャートになります。
紫の３本の線はそれぞれ28ドル、22ドル、18ドルに引いております。
直近で28ドルが強い抵抗線になっておりました。しかしそれを割り込み25ドル台まで下がってきております。
22ドルは何の数字なのかというとコロナ以前の最高値となります。
これを仮に割り込むようなことがあれば、18ドルを目掛けて一段と下落すると思います。
過去を見ると18ドルが抵抗線となり上昇しておりました。コロナ以前はSOXLは18ドルが上値抵抗線となり、これを抜けれるかが今後の高値更新の鍵となっておりました。
この図を見るとわかるように18ドルを超えると、今度は18ドルが下値抵抗線となり、株価が反発しているのがわかります。
このことから、コロナコロナ以前の高値を切るようなら、18ドルに向かって下落していき再度抵抗線を試す展開となるでしょう。
このように、過去の上値抵抗線は一度抜けて以降、下値抵抗線となることが多く、下落相場の時は次の抵抗線としてよく使用されます。
今後も買い時や売り時の判断には、過去の抵抗線がどこだったのかを見ると良いでしょう。
SOXLの買い時はここ
SOXLの買い時は大きく分けて3つあります。
まずは、52週最安値でもある25ドル台、次にコロナ以前の最高値・200日移動平均線でもある23ドル台、そしてコロナ以前の抵抗線の18ドル台です。
仮に10万円をSOXLに投資するとするならば、2万円を25ドル台で買い増し、23ドル台で3万円、18ドル台で台で5万といったように必ず分散して投資をしましょう。
私のおすすめは高い価格での買い増しポイントでは、買い増し資金を少額にしておき、そこからも下がるようなことがあれば、買い増し資金を増やしていったほうがいいと思います。
やはり、このような下落相場では買い増し時に資金が枯渇してしまうことが一番の損失なので、必ずキャッシュポジションは保ちつつ、分散しながら買い増していきましょう。
まとめ
SOXLが大暴落中ではありますが、どこで反発するのかは気になります。
反発時に買い増せるように、必ずキャッシュポジションはある程度持っておいたほうがいいでしょう。
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