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まさかのSOXL超え「iシェアーズ セミコンダクターETF」SOXXレバレッジ10倍手法
今回は私の元へとんでもないニュースが舞い込んできたので、速報的にまとめます。
なんと、GMOクリック証券で、2022年4月11日より新たにTQQQとSOXXの取り扱いが開始されました。
最近では、半導体ETFに3倍のレバレッジをかけたSOXLが話題を集めました。
なぜここまで注目されているかというと、半導体自体の需要が増加し続け、今後も成長が期待できる分野であるからです。
まさに、今発展しているAI,電気自動車、通信、メタバースのほぼ全てに半導体は使用されています。
今後もそのトレンドはしばらく変わらないともいます。
日本の投資家たちは将来性の約束された半導体ETFのSOXXに投資したいとずっと前から思っていたでしょう。
そこで今回GMOクリック証券がSOXXの取り扱いを始めたことをきっかけに話題を集めています。
SOXXとは
SOXXとはICE半導体インデックスに連動する半導体ETFとなります。
SOXXはインテル、NVIDIA、クアルコム、AMD、ブロードコムなどの半導体大手を含めた30銘柄で構成されています。
下の図は黄色線がS&P500、緑がNASDAQ100指数、青色がSOXXとなります。
過去5年で見ると、SOXXが非常に高いリターンを出していることがわかります。
こんな指数にレバレッジを10倍かけたら…
そう夢を膨らませる気持ちはわかります。
CFDとは何か?
ではどのようにSOXXを取引するのかというと、CFDという手法での取引となります。
CFD取引とは、差金決済取引という意味であり、少額の証拠金を預託し、取引開始時と終了時の価格差により決済が行われる差金決済デリバティブ取引の一種です。
下の図のように、少ない資金で大きな取引ができるのが大きな特徴となります。
CFD取引では、いずれかの方向への価格の動きを予測して取引を行うことができます。市場の価格が上昇すると利益が得られる一般的な取引に加えて、価格が下落すると利益が得られるCFD売りからポジションを建てることもできます。
例えば、株価が下落しているとみなす場合、同社の株式CFDの売りポジションを建て取引を開始することが出来ます。この場合、株価が下がると利益が生じ、株価が上がると損失が生じます。
つまり、利益の狙い方は他の投資商品と変わらず、「予想した方向へ価格が動けば利益/反対に動けば損失」になります。
株価が予想しやすい局面では、売りからも買いからも利益を狙えるといった点では、他の投資手法と一線を画すものがあります。
しかし、株価というのは予想通りに動かないことももちろんありますので、リスクも同時に最大化されているということは理解しましょう。
SOXXでCFD取引は問題ないのか?
参考までに現在のSOXXの株価推移を下に載せておきます。
この図を見ると100日移動平均線で反発できるかが、直近の注目すべき点になるかと思います。
ここを割り込むと一段と下落トレンド入りすると思います。
長期的に見れば、右肩上がりで上昇トレンドを形成してきたことは間違い無いと思います。
しかし、半導体指数は景気敏感セクターとも言われており、経済の動向に反応して、株価が上下に激しく動きます。
とりわけ、CFDは株価の動きを予想し、利益を得る手法であるので、半導体セクターのように景気に強く反応してしまう指数とは相性が悪いと思います。
さらに、その指数にレバレッジを10倍かけるなんて正気の沙汰では無いと思います。
ただ、超短期的な取引で利益を得る分には問題ないです。
景気に反応しやすいということは、それだけ株価もある程度予想はできると思いますし、長期ではなく、短期で利益を狙う分には悪くない手法だと思います。
私から言えるのは、投資初心者は触れてはいけないものであることは間違い無いので、静観で問題ないでしょう。
まとめ
今回はSOXXの10倍レバレッジについて説明してきました。
今回はCFDといった特殊な手法でもあり、理解はしづらかったかもしれませんが、短期的な利益が狙える分、リスクも最大化されてしまうということは忘れないほうがいいともいます。
それでも私はSOXXは長期的に見て、上昇していくと思いますので、半導体にポートフォリオの一部を振り分けてもいいかと思います。
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