どうも〜チキン兄さんです!
皆さん忙しいですか?
口癖が「忙しい」ってなっていませんか?
そんなあなたに聞いて欲しい話があります!
木こりのジレンマのお話
ある村に非常に熱心な木こりがいました。
その木こりは本当に熱心で朝から晩まで木を切ることに没頭しています。
その木こりを通りかかった人が見つけました。
「あぁなんて熱心な木こりだろうか。木を切ることに集中しきっている」
感心して通り過ぎようとした時に、あることに気づきました。
木があまり切れていないのです。斧を見てみると刃はボロボロでした。
そこで、木こりに尋ねました。
「斧がボロボロじゃないか!なんで斧を研がないんだい?」
すると木こりは
「忙しくてそれどころじゃない!木を切らなきゃいけないんだ!」
と言って木を切り進めました。
なぜ忙しいからできないと思ってしまうのだろう?
刃を研いでから木を切れば時間はもっと短縮できるはずなのに…
そう思いながら通り過ぎていきました。
なぜ刃を研がないのか?
なぜ木こりは刃を研がないのでしょうか?
それは木こりが目の前のことしか見えていないからです。
もし、先のことを見通せる力があれば、総合的に時間が短くなるということに気づくことができれば、もっと効率良く木を切ることができるでしょう。
しかし、目の前のことしか見えていなければ、刃を研ぐ時間に当てるよりは木を切った方が多く切れると思ってしまうのです。
より長期的にものを見る力、それが木こりにはなかったのです。
え?もし私が6時間木を切る時間を与えられたら何をするかって?
最初の4時間は斧を研ぐのに使いますね。
まあこれはリンカーンさんの名言です笑
それほど準備が大事だってことです!
木こりのジレンマを現代社会へ
ではこの木こりを現代社会に飛ばしてみましょう。
そーれ!
ある会社を経営している社長がいました。
その社長は、他の会社のIT社長と会う約束がありました。
IT社長は会社に入るなり、社長と社員の迫力に圧倒されます。
社長はとても忙しく、常に仕事に追われています。
社員たちも慌ただしく動いていてとても忙しそうに見えました。
IT社長は見ていて思いました。
ほとんどの仕事が紙で行われている。
さらに、単調な作業でさえ、人がやっているではないか。
これでは時間がかかって当たり前だ。
そう思ったので、こう聞きました。
「なぜデジタル化しないのですか?した方が早くなりますよ。」
それを聞いた社長はこう答えました。
「そんなことをしている暇はないんだ。今は作業を止めることはできない。」
この社長もきこりと同じです。
目の前の仕事しか見えていないのです。
でも実際にこういった企業非常に多いと感じませんか?
IT化を進めれば、紙などのコストも削減でき、実際に時間も短縮できるのに…って思いませんか?
もし私が社長になったら、最初の3ヶ月はデジタル化に全てを注ぎますね。
こう思うと、仕事が多いから忙しいのではなく、何か無駄なことはないか?何が無駄なのかを判断できていないからだとわかります。
あなたは今忙しいですか?
実際にあなたはどうですか?
もし「こんなに頑張っているのに、なぜ忙しいままなんだ?」と感じることがあるなら。その「なぜ忙しい?」という気持ちを追及することが非常に大切です。
忙しいと思うことは決して悪いことではないです。
それはあなたが真剣に何かに取り組んでいる証拠です。
しかし、目の前のことだけを考えてはいけません。
もし、あなたが錆びた斧で木を切り続けていたのなら、少し斧を研ぐだけで生活は大きく変わります。
あなたは斧が錆びるまで、ボロボロのなるまで頑張れる人なのです。
その才能を絶対に無駄にしないでください。
私もよく忙しいが口癖でした笑
しかし、ふと見返してみると自分の生活には多くの無駄が含まれていたのです。
少し立ち止まって見てみることで、少し先を見通してみることで大きな変化が起きてきます。
どれだけ頑張ったかではなく、どう頑張るか。そう思い続けていきましょう!
みんなに伝えたいこと
新しいことから目を背け、古いものを続けていく。そういった企業は非常に多いです。
スマートフォンが出た時も、スマートウォッチが出た時もそうでした。
コンピューターが時代を変えても、クラシックは廃れない。
そう言い続けた人もいました。
しかし、現実を見てみましょう。
デジカメを持って出かける人はどれだけいますか?
CDを買う人はどれだけいますか?
確実に時代は変化していっています。
腕時計の文化は廃れないと思っていても、実際に大手時計メーカーの株価は下がり続けています。
時代の変化に対応してこなかったから、時代の変化を甘くみていたから起きた事態です。
「時代は変わるもの」
そう理解することが大きな一歩です。
時代は進化していっているのですから、皆さんもその進化をうまく利用して、自分の時間を作り出しましょう!
皆さんが成功することを祈っています!ではまた!
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