私は給与の8割を米国株に投資をしているサラリーマンです。
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米国株は大幅続落 S&P500は3週連続で下げ
米国株式市場はかなり厳しい展開になっています。
S&P500種株価指数は週間ベースでは3週連続で下げとなり、期待外れの企業決算と、積極的な米利上げへの警戒感が投資家マインドを悪化させました。
直近で言えば、ネットフリックスやアメリカンエキスプレスなどが期待を下回る決算となり、投資家たちで失望売りとなりました。
利上げの局面というのは、好景気であることが前提であるが故に5月に正式な発表が控える中で、決算が悪いことはかなりの懸念材料になったと考えられます。
インフレや利上げはすでに現在の株価に織り込み済みと考える人もいますが、4月の総合購買担当者指数(PMI)速報値では、受取価格の指数が統計開始以来の最高水準に上昇したことを考えると、今後インフレ圧力は一段と上昇していくことが考えられます。
インフレ圧力が強まれば、FRBは利上げのペースを上げざるを得ませんから、株式市場は上値の重い展開が続くでしょう。
直近のナスダック100の株価推移
上の図はナスダック100指数の週足チャートになります。
このチャートを見ると、ピンク線の100日移動平均線を試す展開となっています。
直近で上昇トレンドに転じるも、紫線の50日移動平均線が抵抗線となり、再び下落トレンド入りしました。
100日移動平均線を下回ると、13000ポイントが一つの抵抗線となりますが、さらにそれを割り込むような展開になると昨年の10月の11000ポイントを目掛けて下落トレンド入りすることが予想されます。
直近のニュースでプラス材料がなく、インフレ懸念、金利上昇があることを考えると、株価は低迷する公算が大きいです。
上の図はナスダック100の日足チャートになりますが、4/7にデッドクロスが発生しており、そこからは下落トレンド入りしていることがわかります。
RSIも36になっており、投資家たちの間ではやや売りが優勢になっています。
やはり、高PERで構成されているナスダック100ほど金利の影響を受けやすくなりますから、今後も上値が重い展開が続くでしょう。
私がレバナスを売った理由
私はデッドクロス発生時にレバナスをほとんど売りましたが、その判断は正しかったと思います。
そもそもレバレッジ商品は短期売買が目的の商品であり、ツミレバというのはレバレッジ商品の特性からは逸脱していると思います。
それでも、私は長期で右肩上がりの商品にレバレッジをかけることは最適解だと思いますし、1日でも早く億万長者を目指すのであれば、リスクは取っていかないとなれないと思います。
しかし、レバレッジ商品はこういったボックス相場に弱いことを同時に理解しておくべきです。
レバレッジ商品の最大のメリットは少ない資金で大きな資金を動かせることですが、現在のようなボックス相場ではそれがデメリットになります。
現在のように相場の方向感が定まらず、原指標が上昇や下落を相互に繰り返した場合、レバレッジ型指標は複利効果によって、原指標と比較してパフォーマンスが逓減して行くという特性があります。
レバレッジ商品は信託報酬も通常の商品と比べて高いことを考えると、今の相場で持っておくのはリスクがあると思います。
今は買い時なのか?
私が言いたいのはレバナスに全力で投資するのは今の相場では危険だということです。
ツミレバをしていて、長期保有が目的の人たちのことは否定はしませんが、一括で全財産を投入するのは、先行きが不透明な今の株式市場ではかなり危険です。
10年、20年というスパンで見た時にはナスダック100が最高値を更新し続けるとは思いますが、今の相場で最高値を更新することを期待するのは少々盲信しすぎだと思います。
下落時は買い時だと考える人もいますが、底がどこかなんて誰にもわかりませんし、上昇トレンドに転じてからでも遅くはないと思います。
YouTuberなどのインフルエンサーに惑わされずに、ポートフォリオの10%未満に抑えるなど適切な範囲内で投資は行いましょう。
まとめ
今回はレバナスについて解説していきました。
最近レバナスを盲信しすぎている人が増えていると感じます。
チャートも理解せず、YouTuberなどのいったことを盲信し、購入するのはギャンブルと同じです。
おかしな言葉に惑わされて、将来の資金を失うことだけは避けましょう。
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