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最高値から52%減 メタプラットフォームズ(旧Facebook)はなぜ暴落?
メタプラットフォームズは4/19から直近の上昇トレンドから反転し、52週最安値を更新しました。
多くの投資家は、ネットフリックスのQ1の発表がよくなかったことや、金融引き締めを懸念しハイテク株売り傾向にあることは間違いありません。
しかし、高PERであるマイクロソフトやテスラ(Q1は良かったものの)、アップルよりもメタプラットフォームズ(旧Facebook)が売られたのでしょうか?
これにはアナリストたちの見解もバラバラです。
JMP証券アナリストのロナルド・ジョシーは、MetaのFacebookプラットフォームに関するプライバシーの懸念と、急成長しているソーシャルメディアアプリTikTokが注目を集めていることなど、Metaについて懸念している2つのことを強調しました。
反対にメタバース事業自体への将来性の懸念や莫大な投資資金がかかることで赤字になることを強調している人もいます。
しかし、私はメタプラットフォームズ(旧Facebook)は過小評価されていると確信しています。
メタプラットフォームズ(旧Facebook)は強い収益基盤を持っていることには変わらない
多くの投資家はメタプラットフォームズ(旧Facebook)に対して悲観的です。
しかし、私はメタプラットフォームズ(旧Facebook)の収益基盤は極めて優れていると思います。
現在の株価は適正ではないと考えていますし、今後も株価は上昇してくと思っています。
上の表はメタプラットフォームズ(旧Facebook)のキャッシュフロー推移になります。
この表を見てまず注目すべきはフリーキャッシュフローです。
フリーキャッシュフローは一般的に営業キャッシュフローから投資キャッシュフローを足したものです。
キャッシュフローが多い企業ほど経営状態が良好ということです。
つまり営業キャッシュフローは営業活動により獲得したキャッシュフローであり、投資キャッシュフローは新しい事業や設備投資、企業買収などにどのくらいのお金を使っているか、投資からどのくらいの資金を回収しているかを表しています。
つまり、メタプラットフォームズ(旧Facebook)は営業でも投資でも資金はプラスの状態にあるということです。
フリーキャッシュフローがプラスということは資金に余裕があるため、銀行融資に頼らずに新しい事業に取り組めるということです。
フリーキャッシュフローを使って借入金を返済すれば、自己資本比率が高まりますし、財務の健全性も高まります。
今後のメタバースへの投資で投資キャッシュフローがマイナスになり、フリーキャッシュフローが悪化することは見込まれますが、この財務健全性は無視できないと思います。
とりわけ、メタバースへの参入はメタプラットフォームズ(旧Facebook)が広告収入で将来に収益を得ることが難しいと判断した上での参入ですから、新しい事業投資という意味ではそこまで過度に悲観的になる必要はないと思います。
メタプラットフォームズ(旧Facebook)の株価分析
上の図がメタプラットフォームズ(旧Facebook)の週足チャートになります。
これをみると、緑色の200日移動平均線が抵抗線となり、それを越えられずに、再び下落トレンド入りしました。
3月初旬での187ドルを割り込む展開となり、ここを下回ると昨年の3月の150ドルまで下がることが予想されます。
しかし、4/27に決算発表があるので、一旦はそこの結果次第ということになるでしょう。
金融引き締めの影響でハイテク株が軒並み下がるほか、ネットフリックスの会員数減少により大幅下落を考えるとまだまだハイテク株は厳しい展開が続くと思います。
RSIはどうかというと現在30付近ですので、やや売られすぎと考えるのが良いでしょう。
健全な財務状況を考えるとメタプラットフォームズ(旧Facebook)にそこまで悲観的になる必要はないと思いますが、今後の投資判断やメタバースの本格導入の時期など発表に注目が集まります。
まとめ
今回はメタプラットフォームズ(旧Facebook)について解説していきました。
株価が暴落した時は基本的に何かの理由があります。
キャッシュフローが良くないのか、成長が見込めなくなったのかと原因は様々です。
投資判断は基本的に他人に任せていいことはありませんから、財務状況やチャートの動きを見て自分で投資判断ができるようになりましょう。
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