【ITバブル再来か】下落相場の今、レバナス民に伝えたいこと | 令和の教科書 | 経済編 第18回

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レバナスとは何か?

GAFAなどのIT銘柄からなるナスダック100指数に、レバレッジをかけてリターンを狙うものを「レバナス」と言います。

昨年度にはYouTuberやSNSでもレバナスに全力で投資している人をよく見かけます。

しかし、2月に入ってから、20%近く下落しており、「本当にレバナスでいいのか」と思っている方もいるでしょう。

私の個人的な意見にはなりますが、レバナスについてお話ししたいと思います。

ナスダック100指数の歴史

ナスダック100指数には過去に6回の暴落と言われる、大幅な下げがありました。そして今7回目の暴落が来ています。

この中で最も大きな下げはリーマンショックの54%の下げです。

この時にホールドできた人は本当にメンタルが強いと思います。

今回は20%下落です。過去にもリーマンショック時には「ナスダックはおしまいだ」や「株式市場はこれから低迷する」と言った声で溢れていました。

今回の下げで、毎日値動きが気になるような方はレバナスと言った商品をホールドするのは厳しいと思います。

真実を言うと今レバナスで資産を築き上げた人は過去6回の下落相場にあっても株をホールドし続けた人です。

これを忘れないでください。

著者の率直な意見

株をやる上で最もやってはいけないことは、人の意見を聞くことです。

自分が思っていることや考えていることと同じ意見の人がいるとそれに賛同してしまいがちです。

しかし、ITは高騰しすぎているから今後は弱気相場入りする、やはりレバナスは危険だという人もいれば、アップルやアマゾンは私たちの生活に欠かせないのだから今後も上がり続けるという人もいます。

これはどちらも正しいです。自分のリスクを超えた投資をしているとつい不安になりがちですが、人の意見を鵜呑みにして投げ売りや投機的な買いはやめてください。これが一番危険です。

リーマンショック時に1000万円レバナスを買っていたら?

リーマンショック時に1000万円のレバナスを保有していたとしましょう。

わずか一年で200万円を下回ります。資産が5分の1になってしまうということです。

そして再度1000万円に戻るのは4年半後です。これが何を意味するかわかりますか?

みんなが売っていて、誰もレバナスに投資していない。レバナスに投資している奴は馬鹿だと罵られながら投資し続けられますか?

おそらく99%の人は無理でしょう。あなたがこの下落に耐えられるかをもう一度考えた上でホールドし続けるか、それとも手放すかは判断しましょう。

まとめ

レバナスについて厳しいことを言ってしまいましたが、実際にレバナスで何十倍まで資産を伸ばしている人がいるのも事実です。

ナスダック100指数を信じるのであれば、自分を信じてホールドしていきましょう!

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