私は給与の8割を米国株に投資をしているサラリーマンです。
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今回はSOXLについて紹介していきます。ボラティリティの激しい値動きの底はどこなのか?
その疑問にお答えします。
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SOXLが62%の大暴落
SOXLは最高値である74ドルから24ドルまで大暴落しました。
直近までの上昇トレンドとは反転して、かなり上値の重い展開が続いています。
ではなぜここまで重い展開が続いているのかというと、やはりインフレ圧力が強まっていることが大きな要因だと思います。
S&Pグローバルは22日に米国の製造業・サービス業を合わせた4月のPMIで受け取り価格の指数が統計開始以来の最高水準に上昇したと発表しました。
企業は賃上げやコスト高の負担分を価格に転嫁しており、ますます国民の暮らしは厳しくなっているという結果になりました。
国民の生活が厳しくなると、もちろん財布の紐が固くなり経済にお金は出回らなくなるので、今後の収益には悪い影響を及ぼすと考えられます。
米国の好景気はどこまで続くのかが投資家の間で不安材料となり下落したと思われます。
SOXLの直近の株価推移
上の図はSOXLの週足チャートになります。
このチャートを見ると、ピンク色の100日移動平均線を下回った瞬間に、200日移動平均線に向かって下落しております。
このまま23ドルを下回るようなら、昨年の10月の水準である15ドル台まで下がるでしょう。
直近では出来高も増えてきており、SOXLの本格的な下落トレンド入りに投資家たちは注目しているということがわかります。
正直半導体産業の将来性が期待されると言えども、200日移動平均線を下回るのかどうかは気になるところだと思います。
SOXLに関しては、かなりボラティリティが激しくこういった相場になると難しい局面だと思います。
一旦は200日移動平均線を割り込むか反発するかを見つつ、16ドル付近で指値を入れておく方が無難だと思います。
しかし、コロナショック時にも1桁台まで株価が低下していたことを踏まえると、ある程度の下落は覚悟していた方がいいと思います。
上の図がSOXLの日足チャートとMACD,RSIになります。
RSIを見ると、30付近を行ったり来たりしており、やや売られ気味であることがわかります。
30を下回ることがあれば、買い時だと言えますが、現在は静観していた方が無難でしょう。
やはり、200日移動平均線を下回るかどうかが、買いの判断の材料と言えそうです。
SOXLの今後は?
直近で注目されるのは5月のFOMCです。
FRBのパウエル議長が大幅利上げを示唆したことで、投資家心理は悪化傾向にあります。
また、続々と四半期決算が発表される中で、企業が投資家の期待に応えられるかも注目が集まります。
やはり経済状況を考えても、まだまだ厳しい展開は続くと思います。
正直SOXLはまだまだ下がる可能性はあると私は考えてます。
現在は16ドル、23ドルと二つのラインで指値を入れておくのがベターだと思います。
まとめ
SOXLは半導体セクターに3倍のレバレッジをかけられるということもあり、注目が集まっています。
しかし、レバレッジ商品は値動きが激しくリターンと同時にリスクも最大化されているということは覚えておきましょう。
投資判断は個人の自由ではありますが、私はポートフォリオの10%未満などに押さえておく方が無難だと思います。
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