こんばんは〜 チキン兄さんです!
本日は選択肢は多い方がいいのか?少ない方がいいのか?について考えていきたいと思います!
人は1日にどれくらいの選択をする?
今日あなたは朝起きてから何回選択しましたか?
例えば
- 何を食べるか
- 何を着るか
- 誰と連絡を取るか
など多くの選択を無意識のうちにしているのです。
一見これらの選択肢も多い方が良いことのように感じますよね。
それは実際どうなのか考えていきましょう。
ジャムの実験
この選択肢が多いとどういった影響があるのかを実験したものの中で、もっとも有名なのは1995年に行った「ジャムの実験」です。
この実験はアメリカの高級スーパーマーケット・ドレーガーズのジャム売り場で行われ、24種類のジャムと6種類のジャムを並べて、それぞれの売上げを比較を行うというものでした。
この実験では皆さんと同じように、選択肢は多ければ多いほど良いと考えられていて、そのような結果が期待されていました。
しかし驚く結果が出たのです。
ジャムを24種類置いた売り場では、立ち止まった人の60%の人が試食をしましたが、3%の人しか購入しませんでした。
それに対して、ジャムを6種類しか置かなかった場合は立ち止まった人は40%しか試食しませんでしたが、30%の人が購入していったのです。
選択肢過多とは?
この言葉を聞いて難しそうだなと思う方もいるかも知れません。
しかしわかりやすく解説するので待ってください!
選択肢過多とは、選択肢が増えるほど選択することが難しくなり、迷いやストレスの原因になってしまうという現象です。
つまり選択には常にエネルギーを消費していると考えればわかりやすいですね。
服を選ぶ、何かを買う、など人は選択することにエネルギーを使っているのです。
スティーブ・ジョブズさんは毎日同じ服を着ることで有名ですね。
これもスティーブ・ジョブズさんは日常から仕事で使う以外のエネルギーを減らしていきたかったからだと考えられます。
コンビニなどは非効率なのか?
ではコンビニやドンキホーテなどの選択肢の多いお店は非効率なのでは?と感じた人もいると思います。
鋭いですね笑 いい嗅覚です。
コンビニとかで商品を選ぶのに迷った経験はありませんか?
それは選択していると言うことになります。しかし、皆さんはコンビニに入るときに何を考えて入っていますか?
「何かを買おう」、または「飲み物でも買おう」と考えながら入っていませんか?
この二つは似ているようにも見えますが、選択をしている回数が違います。
「飲み物を買おう」は飲み物の中から選んでいるのに対し、「何かを買おう」はジャンルから選んでいることになります。
さらに「お茶を買おう」と考えていればさらに買う確率は上がっていきます。
「何か買おう」とコンビニに入った時って、結局何も買わずに出ていくことって多いですよね。
これが選択肢過多状態なのです。
ドンキは商品が多すぎ?
じゃあドンキはどうなんだ!
あれなんて選択肢過多状態すぎだろ!と思う方もいますよね。
落ち着いてください。ドンキはなぜ人気なのか考えてみてください。
そうです。非常に値段が安いのです。
これは非常に有効な手段です。
値段を比較するという、エネルギーを使う選択を消費者にさせないのです。
これにより、買いたいものがある消費者はドンキで買おうとなります。
これがドンキが人気の理由です。
まずは目的を持ってお店に来させる。これさえできれば商品の買ってもらえる確率は非常に高くなります。
「これを買おう」ときめたお客さんがくれば、商品の多さは関係ありません。
逆に商品がないから買うのをやめるという選択もさせないのです。
選択肢ダイエットをしよう
そうなればやることは一つですね。
選択肢ダイエットをしてください。
まずは身の回りの洗濯が必要なものを減らしていってください。
服でもいいです。食事でもいいです。
あなたは知らないうちにストレスを抱えていっているのです。
選択肢を減らすことができれば、他のことにその選択のエネルギーを使えます。
もっといい選択ができるかも知れません。
そう考えると主婦の方は大変ですね。毎日の選択(洗濯)お疲れ様です。
まとめ
皆さんどうでしたか?
振り返ってみると1日にたくさんの選択をされてきた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
大丈夫です。今日から見直せば、明日はもっといい日になりますよ。
最後に
Indecision is often worse than wrong action.
決断しない事は、時に間違った行動よりたちが悪い。
ヘンリー・フォードさんお言葉です。
彼ははアメリカの自動車会社、フォード・モーターの創業者です。
優柔不断さは行動しない人よりも悪くなりうるということですね。
深いですね〜。
あなたも不要な選択にエネルギーを使わずに、大事な選択にエネルギーを使って人生を豊かにしていきましょう!
ではまた!
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